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私の一言   MY SHORT TALK
 
 物部康雄   YASUO MONOBE  
  ヒバ林物語−その後(25年11月10日編)


125.ヒバ林物語−
その後
(25年11月10日編)

2025/11/13



124.ヒバ林物語−
その後
(25年10月20日編)


2025/10/20




123.ヒバ林物語−
その後
(25年9月26日編)


2025/9/26




122.ヒバ林物語−
その後
(25年8月27日編)


2025/9/12




121.ヒバ林物語−
その後
(25年8月8日編)


2025/8/8




120.ヒバ林物語−
その後
(25年7月23日編)


2025/7/23




119.ヒバ林物語−
その後
(25年7月2日編)


2025/7/2




118.ヒバ林物語−
その後
(25年6月16日編)


2025/6/19




117.違法勾留の
責任の所在


2025/6/12




116.ヒバ林物語−
その後
(25年6月2日編)


2025/6/2




115.ヒバ林物語−
その後
(25年5月16日編)


2025/5/16




114.ヒバ林物語−
その後
(25年4月30日編)


2025/4/30




113.ヒバ林物語−
その後
(25年4月18日編)


2025/4/18




112.ヒバ林物語−
第2部 その11:
係争が守った
日本一のヒバの森
第2部 その12:
下北半島・佐井村・牛滝


2025/4/15




111.ヒバ林物語−
第2部 その9:
平成の巌窟王
第2部 その10:
今頃になって分かった
明治の分筆の真相


2025/4/14




110.ヒバ林物語−
第2部 その7:
林班制度
第2部 その8:
全てを語る牛滝の字界図


2025/4/14




109.ヒバ林物語−
第2部 その6:
明治の図面に
昭和の測量技術


2025/4/11




108.ヒバ林物語−
第2部 その5:
土地台帳付属地図の欠陥?


2025/4/11




107.ヒバ林物語−
第2部 その4:
後戻りできない裁判へ


2025/4/10




106.ヒバ林物語−
第2部 その3:
所有権をめぐる
投資家と林野庁の対立


2025/4/9




105.トランプ関税

2025/4/8




104.ヒバ林物語−
第2部 その2:
間違われた移転登記の
その後


2025/4/7




103.ヒバ林物語−
第2部 その1:
昭和の疑惑の移転登記と
明治の不可解な分筆登記


2025/4/4




102.ヒバ林物語−
第1部(ヒバについて)


2025/4/2




101.ヒバ林物語
(係争が守った日本一の
ヒバの森)


2025/4/1




100.交通事故における
疑わしきは罰せず


2025/3/24




99.疑わしきは罰せず

2025/3/19




98.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―補筆
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2025/3/17




97.人命の価格

2025/2/10




96.さらに公然の秘密
(自慢話)


2025/2/4




95.チンドン屋さん
―その2


2025/1/29




94.第三者委員会
という儀式


2025/1/23




93.チンドン屋さん

2025/1/22




92.人手不足

2025/1/8




91.もう一つの公然の秘密

2024/12/5




90.ヒバ林の会

2024/12/2




89.わけの分からぬ
家族信託―その2


2024/9/27




88.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載14
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/9/3




87.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載13
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/9/3




86.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載12
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/9/2




85.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載11
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/8/22




84.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載10
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/8/9




83.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載9
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/8/5




82.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載8
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/7/26




81.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載7
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/7/22




80.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載6
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/7/16




79.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載5
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/7/3




78.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載4
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/6/18




77.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載3
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/6/5




76.和をもって貴しとせず
ーその2


2024/6/3




75.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載2
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/5/24




74.公然の秘密―続編
罠にはまった裁判―連載1
(日本一のヒバ林の
隠された謎に迫る)


2024/5/14




73.スポーツ賭博

2024/3/22




72.公然の秘密
(幻の日本一のヒバ林)


2024/1/12




71.公職選挙法違反

2023/1/25




70.悪い奴ほどよく眠る

2021/5/27




69.和を以て貴しとせず

2021/3/16




68.神々の葛藤

2021/3/1




67.パチンコ店が
宗教施設に


2021/2/12




66.日米の裁判の差

2021/1/22




65.ネットでの中傷

2020/10/23




64.素人と専門家

2020/7/29




63.税金の垂れ流し

2018/2/26




62.区分所有建物の
   固定資産税

2017/7/28




61.わけの分からぬ
家族信託


2017/3/8




60.呆れるしかない
広島訪問


2016/5/31




59.さらば民主党

2016/3/28




58.越後湯沢の惨状

2016/3/7




57.権威を疑う

2016/1/25




56.年間200億円

2015/12/15




55.小仏トンネル

2015/8/6




54.18歳で選挙権

2015/4/20










25年10月21日
「大山鳴動」
あれこれマスコミで大騒ぎした揚句、これまで通り自民党総裁の首相就任が決まりました。結果から見れば、長年連れ添った女房と別れ、すぐさま恋人を見つけただけのことのようです。これからはこのようなことが頻繁に起こるのでしょうか。あるいはもっとその場その場で自民党は付き合う相手を取り換えることになるのでしょうか? 元々野党が首相指名でまとまるなどということはありえないような話でしたから、それを基に少しお祭り騒ぎをしただけという辺りが真相なのでしょう。それでも、自民一強よりはましなのかも知れませんが、吸収されたら元の木阿弥ですね。本当に、「祭りの会」を実行に移さない限り、政権を民に持たせるのは無理でしょう。


25年10月22日
「NHK-未解決事件」
先週末、NHKで北朝鮮による拉致疑惑と警察の捜査を扱ったドラマ仕立ての報道番組「未解決事件」を見ました。昭和50年代に日本中で頻発した不可解な誘拐・失踪事件を追いかけていた警察庁の外事部という部署がそれが「北朝鮮による国家犯罪である」との確証を得て、拉致活動を支援していると思われる国内数か所の家宅捜査に入る準備を終えたその時に、政権中枢から「日朝交渉を始めるこのタイミングで何をするのだ」との強い反対の声が上がりそれを受けた検察庁が捜査を中止させ、当時まだ一般に知られていなかった拉致問題はさらにその真相解明が先送りされることになったようです。そして、大韓航空機爆破事件で逮捕された金賢姫の自供が公になるまで世間から隠され続けることとなったらしいのです。横田めぐみさんや他の被害者の方それにその家族のことを思うと、とても残念な展開です。

番組によると、この北朝鮮による拉致疑惑についてはマスコミ報道も及び腰でほぼ何も発信していなかったようです。北朝鮮問題とヒバ林問題はスケールも重要性も月とスッポンであることはその通りですが、その抱える問題点は似通ったところがあります。政権の意向に従わざるを得ない役所、拉致事件の際は検察庁や警察庁、と違いマスコミは自分の良心に従い取材・発信することができるはずですが、皆さんいろいろと忖度しすぎて結果的には世の役に立たなくなることが多々あるようです。100パーセントの証拠がなくとも、不正があると十分に判断できるものは「疑義あり」として発信するのがマスコミとしての責務に思えてなりません。特に相手が公人や公的団体の場合、外国政府を含め、には、100パーセントの裏付け証拠がなくても疑惑解明の記事を出すことがマスコミに求められていると思われます。それによるマイナスよりも、マスコミがそうした姿勢を有していることが大切に思われるからです。


25年10月24日
「改めて、牛滝林道について」
過去のネット記事(罠にはまった裁判)でこの牛滝林道について説明していますが、フェイスブックでの扱いがはっきりしませんので、改めてこの森林鉄道の敷設と廃止につき振り返ってみたいと思います。私は裁判の中身とは直接的には何の関係もないこの森林鉄道の存在とその廃止の事実を知った時、それ迄もやもやしていた推理が確固たるものになり、どこまで意図的かは分からないが林野庁は裁判所を罠にかけたと確信するに至りました。このフェイスブックのカバー写真のような立派なヒバ林の直ぐそばまで昭和24年に森林鉄道を敷設しておきながらそこのヒバを一本も切らずに廃止するなどということはよほどの隠された何かがない限り起こり得ない話、と結論付けたのです。すなわち、その具体的な理由は不明であっても、このヒバ林は昭和20年代から、ということはそのずっと前から、林野庁にとってもアンタッチャブルであったことが疑いのないものとなったわけです。その意味では、この森林鉄道に目を付けたことがその後の調査の深堀に繋がったのは間違いありません。記憶が少しあやふやになっていますが、何とかしてこのヒバ林に関わる情報を得ようとして、ネットで「牛滝、旧道、野平」で検索していて、偶然に森林鉄道マニアの方のサイトを見つけ、その方が今は廃止になっている佐井村の森林鉄道の現地取材をされたことを知りました。その中の一つに牛滝川に沿って走っていた牛滝林道があったという次第です。私はこのことが林野庁を追い詰めることになると直感的に判断し、サイトの開設者の方の連絡先を探し当て、その方とのやり取りを通じてこの森林鉄道が牛滝部落から野平部落に通じていた江戸時代からの旧道、すなわち付属地図の旧道、を利用して正にその上に敷設されたであろうことを知りました。また、教えられた「国有森林鉄道全データ」なる図書を購入し、牛滝林道を紙面上で視覚的にも確認したことで、私の中で最後にはこの森林鉄道の開廃の謎が林野庁の息の根を止めるとの確信が出来上がったところです。とても思い出深い出来事です。


25年10月27日
「東北森林管理局とのやりとり」
あまりにも不自然な森林鉄道の開廃なので、東北森林管理局にこの牛滝林道の敷設と廃止に関する内部資料の開示を求めました。その際の私と森林管理局とのやり取りを示すのが下記のリンクです。お分かりのように何も資料が残っていない、との回答です。そんな分けがないだろう、と思いましたが、それ以上には突っ込みませんでした。これは必ず勝てる争点なので焦ることもないというところです。この件が世に出たら、この森林鉄道の経緯一つででも林野庁の策謀は丸裸にされるだろうと推測しています。完全犯罪はなかなかできないものです。なお、この開廃は昭和後期の紛争ぼっ発以前のことであり、そのことがとても重要となります。林野庁は、ヒバ林が係争中で・・とは言えないわけです。そしてそれに代わる答えを出すこともできないところです。

   http://monobelaw.jp/material90026.pdf

分かりやすいように、牛滝林道の場所を示す国有森林鉄道全データの表紙と該当ページの地図も下記に示します。まさに牛滝港から問題の2327林班に繋がる森林鉄道で、旧土地台帳付属地図で示されたヒバ林に隣接する野平に続く旧道を使って敷設されています。脱線ですが、この旧道こそ、『飢餓海峡』で主人公の犬飼太吉が半島内部に逃げようとして使った山道です。彼はヒバ林の目撃者だったわけです。なお、注意深い読者は、この地図に「石山林道」と記載があることに気づかれたかもしれません。残念ながら、この林道については資料が皆無で実際に敷設されたのかどうかも今の私には不明です。

   http://monobelaw.jp/material90027.pdf


25年10月29日
「タブーとなったヒバ林、答えてくれるのはAIのみ」
先日来、不可解な牛滝森林鉄道の開廃を取り上げています。私には、これだけ変てこりんな事実があり、また、その気になれば誰もが国道338号線から目と鼻の先にあるこのヒバ林を見てそれが日本一かもしれないことを実感できるのに、地元の佐井村役場も青森県もだんまりを決め込み、さらにマスコミも取り上げようとしないことが不思議でなりません。ヒバというものにそもそもニュース価値が全くないということであれば仕方がないのかもしれませんが、どうもそれだけが理由ではない気がしてなりません。

考えあぐねて、このことをAIに尋ねてみました。悲しいことに、私のネット記事を一番よく見てくれているのはAIなので、その人に聞くしかないわけです。下記のリンクがそれに対する回答です。驚いたのですが、期待以上に私の主張を肯定してくれています。このヒバ林が昭和後期に裁判が始まる前から係争地であったことは否定できないとしています。ほぼ、私の主張が正しいことを認めており、そのことはとりもなおさず、どこまで悪意によるものであったかはともかくとして、林野庁が裁判所を罠にかけたことを認めることに繋がるはずなのです。字牛滝川目130番が始めから堂の上にあったとするとあまりにも辻褄が合わなさ過ぎることをちゃんと分かっているようなのです。しかし、そうなると益々何故この件をマスコミが素通りするのか分からなくなります。このままでは最長で500年も頑張ってきた5万本のヒバが可哀そうでなりません。ヒバは、維新以来の160年間に何があったかをすべて見て聞いて知っています。でも、立ちつくすことでしかそれを伝えることができないのです。

 http://monobelaw.jp/material90028.pdf


25年10月30日
「Equal Partnership」
トランプさんの来日で大使館のある溜池周辺は警備が厳しかったのでしょう、一昨日まで外堀通りが大渋滞し、その影響が虎ノ門の交差点内まで続いていました。

さて、Equal Partnership、懐かしい言葉です。40年以上も前に、時の総理であった大平さんが訪米した際に、確か、議会での演説か何かで日米関係につき述べた際に使われた言葉です。当時、戦後30年近くがたち規模はともかくとして経済的には米国と肩を並べるような躍進を見せていた日本を政治的にも対等に見て欲しいという大平さんの本心がそのまま出たものでしょう。でも、この言葉を首相の口から聞いたのは後にも先にもその一回限りです。その後もその前も戦後の日米関係はほとんどごますり合戦のような有様で、大平さんの一言がとても懐かしく思い出されます。


25年10月31日
「またまた、AIの登場」
AIしかまともに相手にしてくれませんので、やけになって今度は「日本一のヒバ林はどこにありますか?」とストレートな質問を浴びせてみました。そうすると、驚いたことにそれは佐井村の牛滝にあるヒバ林だとの回答が出てきました。そんなことをネットで言っているのは私とごく一部の人だけなのですが、まるでAIはそれにお墨付きを与えてくれているようなのです。少なくとも数か月前までは同じようなことを聞いても、こちらが重ねて「牛滝のヒバ林」と名前を挙げて追加の質問をしない限り当然には出てこない地名でしたので、びっくりです。フェイスブックのアクセスは限られほとんど反応が無くても継続してあれこれしゃべっていると少なくともAIはそれらを正当に評価してくれるようなのです。それで、さらに続けて、何ら公的な評価もないのに牛滝のヒバ林を日本一とするのは信頼性に欠けるのではないですか、と疑問を呈すると、それに対してもちゃんと答えてくれて「日本一とは言わずに極めて希少なヒバ林というべきでしょう」と大人の答えを返してきました。私の想像ですが、公的なお墨付き書面が無くてもこのヒバ林が国道338号線から丸見えであることは公知とならざるを得ず、そうであれば遅かれ早かれヒバ林の実態を世間が知ることになるのは避けられず、そうであればいささかリスクはあるが踏み込んだ対応をする方が物知りおじさんとしては安全な対応と判断したもののように思われます。こんなことで喜んでいてはだめなのですが、こうしたAIの回答をまとめて下記にリンクします。早くこの種の反応がフェイスブックを見てくださった人から出てくるようにしたいところです。

 http://monobelaw.jp/material90029.pdf


25年11月4日
「ロス事件・疑惑の銃弾」
週刊誌の記事で一番印象に残っているのは、40年以上も前の週刊文春のロス事件を扱った「疑惑の銃弾」です。ロスを観光で訪れていた日本人夫妻が拳銃で撃たれ、妻が意識不明に夫は足を撃たれるという悲惨な事件です。直後の日本の医療機関への妻の搬送ぶりに見られた夫の献身ぶりから悲劇の夫として報道が過熱しました。悲劇的な事件における美談として話題を取りました。しかし、しばらく時が経ち、この事件は大どんでんがえしとなります。銃撃は夫の自作自演だとする疑いが生じ、それを文春が「疑惑の銃弾」として突如しかし大々的に発表し、それがその後毎週のように繰り返され、とうとうテレビ局も深夜番組等で連日取り上げる大事件となりました。調べれば調べるほど怪しげな背景のある事件であることが明らかにされ、夫が真犯人であると決めつけるようなマスコミの過熱報道が1年以上も続き、警察による逮捕の際にはその状況がまるでテレビドラマのように中継されたほどです。この事件はとても奇々怪々で、主犯とされた夫の三浦氏は妻に対する傷害事件等他の事件では有罪判決を受けた記憶しますが、ロスの妻殺しでは証拠不十分で逆転無罪となりました。それに絡んで三浦氏からマスコミ各社に名誉棄損の賠償請求がなされ、ほとんどすべてのマスコミが賠償責任を負わされたと思います。これに関して、私なりのコメントはありますが、それはひかえることとして、この奇々怪々な事件にはさらに続きがあり、その後20年近くがたって三浦氏がサイパン旅行中にロス警察の依頼を受けた地元警察に殺人容疑で逮捕されるという事態が生じ、彼はそのままロスへ移送されてしまいました。そして、ロス収監中に自殺、疑惑の銃弾の真相は今も闇のままとなっています。

いろいろ意見があるでしょうが、これほどマスコミが率先して真相解明に乗り出した事件は他にないと思います。そして、この事件ほど世間の関心を集めた事件も他にないと思います。マスコミ報道の良し悪しはともかく、マスコミが動かなかったらこの事件は単なる悲劇の事件で終わっていたはずです。そうなると事件の裏にあったかもしれない怪しげな真相は隠されたままとなったでしょうから、ある意味ではマスコミの金字塔と言ってもいい事件でしょう。当時のあの週刊誌・マスコミの熱気が懐かしく思い出されます。今は2・3週間が賞味期限の話題提供記事ばかりで全く迫力が感じられません。これでは、「疑惑の勝訴判決」といった記事を期待するのは到底無理でしょう。


25年11月5日
「難しい売り込み」
先日来、人を介して雑誌社や新聞社にこのヒバ林の件を売り込もうとしているのですが、うまくいきません。一番の関門はこのヒバ林問題の全体を理解することが容易ではなく、まずは入り口で相当の時間を要することにあります。時間を費やしても取り上げたくなるようなはっきりした魅力があればもちろん動きがあるのでしょうが、そこが不足していると中身に入れずにお終いとなるところです。多分、ヒバにネームバリューがないことが一番の理由なのでしょうが、それが官の木であることに起因しているとすると何とも悔しいところです。本当は、林野庁サイドから反撃をしてくれると嬉しいのですが、そのような期待も出来ないできないところです。一旦火がつけば、もう誰も止められなくなるとの読みはあるのですが、最初の火をつけるのがとても大変です。誰か付け火をしてくれー、と叫びたい気持ちです。


25年11月7日
「ライダーさんに再度の呼びかけ」
つい先日のことですが、諏訪から甲府に向けて国道20号線を運転していると前にバイクの一団がおられ、追い越し禁止車線でしたのでほぼ30分ほどずーと一緒に走りました。見ていると、時々左手をあげるので、きっと肩をほぐしているのだろうと思っていたのですが、しばらくしてそうではなくすれ違うバイクの運転手に向かって手を振っていることが分かりました。よく見ると、時にはガソリンスタンドの人や道端の人にも手を振っており、相手の人も笑顔で答え手を振り返していました。なるほどライダーの人はこういう楽しみ方をして走っているのかと思った次第です。バイクは基本が一人乗りなので、助手席の人と話をすることもなく走行中に何かないとちょっとつまらないという事情もあるのかもしれません。そして、数台あるいは十数台のバイク仲間は話をするためにはどこかで休まないとダメですから、ドライバーよりも頻繁に休憩をとるのだろうなと思ったところです。それで、ここで、ライダーさんに再度の呼びかけとなります。是非とも338号線を走るときはこのヒバ林の横で休んでください。そこで、少しヒバの話でもして英気を養い、大間に向けて走ってください。笑顔いっぱいの写真をSNSにアップして。当然、「バックの山は日本一の牛滝のヒバ林です」とコメントをつけて。

これまで多くの林業関係者や学術関係団体に、法的側面とは関係なく、このヒバ林の存在を訴えてきていますが、皆さん全く関心がないようです。ライダーさんとヒバ林は何の関係もありませんが、妙に接点があるよりも、何の関係もない方が自然でありその方がことが動くかもしれません。ライダーさん、期待しています。


25年11月10日
「NY市長選」
先日、ニューヨークの市長選があり、それ迄ほぼ無名だったイスラム系の若い候補者が圧勝しました。面白いのは、その彼が正面切ってトランプ大統領を完全に否定しているところです。もちろんトランプさんも「共産主義者」と強烈に非難を繰り返しています。日本で言えば、東京都知事が首相を真正面からけなし、それに対して首相もやり返しているようなものであり、ちょっと想像が出来ません。ましてや、北京市長が党主席に喧嘩を吹っ掛けるというのはあり得ないはずです。でも、それができるところがアメリカの強さであり、悔しいのですがそれが出来ないのが我が国の弱さと思われます。聖徳太子の教えである「和を以て貴しとなす」が1400年たっても国民を呪縛しているところです。

ところで、もう一つ面白いのは、この番狂わせのような市長選はさぞかし盛り上がった選挙であったろうと期待して投票率を調べてみると、何とたったの33パーセントでした。それでも、前回市長選よりかなり高く、平均的な地方の首長選挙をはるかに上回っているというのですから、驚きです。先ほど、アメリカの強さと言いましたが、この投票率を知ると、そうとばかりは言えないように感じます。いずこもそれぞれの弱みを持っているようです。所詮は、一握りの選挙参加者の内輪もめに過ぎないのかも知れません。そちらの方が本当はもっと深刻な問題を宿している気がします。


以上が11月10日編




























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